アジア株 総じて下落、米景気刺激策への失望感から
東京時間18:13現在
香港ハンセン指数 25231.61(-160.90 -0.63%)
中国上海総合指数 2968.52(-28.25 -0.94%)
台湾加権指数 10893.75(-109.79 -1.00%)
韓国総合株価指数 1908.27(-54.66 -2.78%)
豪ASX200指数 5725.87(-213.73 -3.60%)
インドSENSEX30種 35976.15(+341.20 +0.96%)
11日のアジア株は、総じて下落。前日の米国株は急反発したものの、その後の米国株価指数先物が時間外取引で大きく下げており、アジア株は売り優勢で推移した。トランプ米大統領は前日に給与減税を含めた景気刺激策を発表するとしていたが、現地時間10日に予定されていた記者会見にトランプ米大統領が出席せず、減税などの景気刺激先の実現を疑問視する見方が広がった。失望感から米国株価指数先物の時間外取引でNYダウ先物などが大きく売られて、アジア株にも圧迫要因となった。
上海総合指数は反落。保険大手の中国平安保険、銀行大手の中国工商銀行、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、ソフトウエア会社の用友網絡科技、インターネット・セキュリティサービス会社の三六零安全科技が売られた。
香港ハンセン指数は反落。通信サービスのテンセント・ホールディングス、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、医薬品メーカーの石薬集団、繊維メーカーの申洲国際集団控股が売られた。
豪ASX200指数は急反落。3.6%の大幅な下げとなった。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、物流サービスのブランブルズ、航空会社のカンタス航空、金採掘会社のニュークレスト・マイニングが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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