週末を前に不安定な振幅に=NY株式中盤
NY時間の中盤、ダウ平均は不安定な振幅を続けている。新型コロナウイルス感染拡大懸念もあり、朝から大きく下げたダウ平均株価は、一時昨日に続いて1000ドルを超える下げ、下げ幅は1100ドルに迫るところまで進み、一転して反転。今度は安値から800ドルの大きな戻しに。しかし、戻ったところから売りが出ると、今度は戻り高値から500ドルの下げと、激しい振幅。
前日比は、ダウ工業株30種平均が701.29ドル安の2万5065.35ドル、ナスダック総合指数が115.36安の8451.12、S&P500が57.41安の2921.35。
新型コロナウイルス感染拡大懸念が重石となり、基本的には株安も、週末を前にポジション調整の動きも見られ、売り買いが交錯する展開となっている。
ダウ平均はほぼ全面安。マイクロソフトを除き29銘柄が下げている。金融株が大きく下げ、銀行大手JPモルガンは約5%の下げに。新型コロナウイルス感染拡大懸念で小売関連の下げも厳しく、ホームセンター大手ホームデポ、マクドナルドなどの下げがきつい。NY原油の下げもあり石油メジャーにも売り。
GAFA関連では、新型コロナウイルス感染拡大懸念で外出を手控える動きへの期待から朝方は買いが入ったネットフリックスがマイナス圏。一方エヌビディアが強い。
その他、非急性期医療施設などを運営するアライドヘルスケアが連日の大幅高。業績見通しが嫌気されたグラウコスなどが軟調。
アライド・ヘルスケア・プロダクツ 23.33(+7.81 +50.32%)
アイバイオ 1.58(+0.72 +82.66%)
アルファ・プロ・テック 21.79(-3.46 -13.70%)
グラウコス 42.41(-19.06 -31.01%)
ガルフポート・エナジー 0.62(-0.28 -30.95%)
ウェイフェア 60.77(-9.58 -13.62%)
アルファベット(C) 1302.75(-15.34 -1.16%)
フェイスブック 188.43(-1.32 -0.70%)
ネットフリックス 364.82(-6.89 -1.85%)
テスラ 657.01(-21.99 -3.24%)
アマゾン 1855.39(-28.91 -1.53%)
エヌビディア 264.07(+11.47 +4.54%)
ツイッター 32.58(-0.43 -1.30%)
ダウ採用銘柄
J&J 132.90(-6.22 -4.47%)
P&G 111.09(-2.41 -2.12%)
ダウ・インク 39.28(-0.27 -0.68%)
ボーイング 273.26(-14.51 -5.04%)
キャタピラー 121.74(-1.54 -1.25%)
ユナイテッド 128.88(-3.30 -2.50%)
ビザ 178.44(-1.57 -0.87%)
ナイキ 86.48(-1.83 -2.06%)
ウォルグリーン 45.07(-1.17 -2.53%)
3M 147.79(-2.37 -1.58%)
エクソンモビル 49.69(-0.13 -0.26%)
シェブロン 90.85(-3.28 -3.48%)
コカコーラ 53.09(-1.84 -3.35%)
ディズニー 115.68(-2.36 -2.00%)
マクドナルド 190.39(-9.36 -4.66%)
ウォルマート 106.25(-4.15 -3.76%)
ホームデポ 216.49(-8.24 -3.67%)
JPモルガン 115.42(-5.95 -4.90%)
トラベラーズ 119.15(-4.93 -3.97%)
ゴールドマン 197.72(-6.72 -3.27%)
アメックス 109.09(-3.72 -3.30%)
ユナイテッドヘルス 253.31(-0.61 -0.24%)
IBM 128.15(-4.96 -3.73%)
アップル 270.39(-3.13 -1.14%)
ベライゾン 53.38(-1.68 -3.05%)
マイクロソフト 159.69(+1.51 +0.95%)
インテル 55.19(-0.64 -1.15%)
ファイザー 32.97(-1.13 -3.31%)
メルク 74.87(-3.21 -4.11%)
シスコシステムズ 39.49(-0.55 -1.37%)
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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