スクエアが決算好感し大幅高 投資判断や目標株価を引き上げるアナリストが相次ぐ=米国株個別
モバイル決済のスクエアが商いを伴って大幅高。10-12月期決算を発表しており、1株利益が予想を上回ったほか、モバイル決済サービスのキャッシュ・アプリの収益は3.61億ドルtと前年比147%伸びた。1-3月期の1株利益の見通しについても予想を上回った。
今回の決算を受けて投資判断や目標株価を引き上げるアナリストが相次いでいる。キャッシュアプリのアクティブユーザーの加速的成長と、ユーザー当たり収益の増加が、収益への貢献を後押しする可能性があるとの指摘も聞かれる。また、小売り店側は、支払い金額の減少により、在庫変動を抑制することができるとも述べた。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.23ドル(予想:0.21ドル)
・売上高:13.1億ドル
キャッシュアプリ:3.61億ドル
・総取扱高:286.4億ドル(予想:281.4億ドル)
・サブスクリプション:2.81億ドル(予想:2.68億ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.16~0.18ドル(予想:0.15ドル)
・売上高:13.4~13.6億ドル
・EBITDA(調整後):0.95~1億ドル
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.90~0.94ドル(予想:0.94ドル)
・売上高:59~59.6億ドル
・EBITDA(調整後):5~5.2億ドル
(NY時間13:47)
スクエア 83.60(+7.01 +9.15%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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