ドル円は110円台半ば このあと2月の米消費者信頼感指数=NY為替
ドル円は110円台半ばでの推移となっている。ロンドン時間に110.35円付近まで値を落としていたが、NY時間にかけて買い戻しも入り、110.70円付近まで戻していた。しかし、次第にドル売りが優勢となり出す中、ドル円は上値を抑えられている。
このあと日本時間0時に2月のコンファレンスボード米消費者信頼感指数の発表が予定されている。予想は132.1と前回よりも高い水準が見込まれている。前回は予想を上回る強い内容だったが、今回はそれ以上の強さを見込んでいるようだ。今月15日発表された2月のミシガン大消費者信頼感指数速報値が2018年3月以来の高水準だったことから、コンファレンスボードにも期待感が高まっている模様。
失業率が過去最低水準にあり、米株式市場も堅調な推移が続く中、米消費者のセンチメントは力強さを堅持していると見られている。ただ、今回は新型ウイルス感染の拡大が米消費者心理を圧迫している可能性は留意される。
コンファレンスボード消費者信頼感指数(2月)26日0:00
予想 132.1 前回 131.6
USD/JPY 110.58
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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