スプリントが上昇 Tモバイルとの統合計画の修正で合意=米国株個別
スプリントが上昇。TモバイルUSとの事業統合計画の修正で合意したと発表。Tモバイル株主はスプリント株を約11株受け取る。当初の交換条件は9.75株だったことから、親会社ドイツテレコムなどTモバイルUSの株主にとってより有利な条件となった。
スプリントの過半数株式を保有するソフトバンクGは、合併によって取得するTモバイル株約4880万株を、新生Tモバイルに譲渡することで合意。ただ、譲渡分については、新生Tモバイルの株価が一定期間、150ドルを上回った場合は2025年までにソフトバンクGに再発行される。
ソフトバンクG以外のスプリント株主の交換比率は1株当たりTモバイル株0.10256株と、当初の比率と同水準。
これにより新生Tモバイルの持ち分比率はドイツテレコムが約43%、ソフトバンクGが24%、約33%は一般株主。
(NY時間09:44)
スプリント 10.07(+0.59 +6.22%)
TモバイルUS 98.74(-0.76 -0.76%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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