アジア株は軒並み下落、韓国で感染者急増 米国は日本と香港を「渡航注意」に
アジア株は軒並み下落、韓国で感染者急増 米国は日本と香港を「渡航注意」に
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 27416.70(-192.46 -0.70%)
中国上海総合指数 3050.36(+19.55 +0.65%)
台湾加権指数 11688.51(-36.58 -0.31%)
韓国総合株価指数 2169.45(-26.05 -1.19%)
豪ASX200指数 7142.00(-20.49 -0.29%)
インドSENSEX30種 41170.12(休場)
アジア株は上海を除いて下落、新型コロナウイルス感染拡大懸念が再燃している。
中国で20日、新型コロナウイルス感染者889人を確認、19日の394件から増加した。日本でクルーズ船乗客2人が死亡したほか、韓国では初の死者が確認されており、アジア諸国での感染拡大が目立つ。
米疾病対策センターは19日、日本と香港を注意レベル1の「通常の注意が必要」にするとして、渡航者に注意を呼び掛けた。
韓国株は1.19%安、同国で新型コロナウイルスによる感染者が急増している。新たに52人の感染を確認、感染者は計156人になった。20日には初の死者が出た。為替相場では韓国ウォンが対ドルで下落、1ドル=1200ウォンに乗せており、昨年9月以来の安値をつけている。
一方、上海株は政策期待の買いが続いており、約1カ月ぶり高値を更新している。
中国政府は年金などの社会保険料の減免措置を発表したほか、最優遇貸出金利を引き下げた。中国財政次官は20日の会見で、新型コロナウイルス感染拡大を受けて「必要に応じて政策を調整する」と述べた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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