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【これからの見通し】ドル高基調、ユーロドルの下げに安心感

為替 

 為替市場では2月に入ってからドル指数が連日の上昇となっており、ドル高の基調がみられている。ユーロドルが着実に水準を切り下げてきていることが背景。足元では1.07台へと下落している。2017年4月以来のユーロ安・ドル高水準だ。ドル円相場は足元で110円台を回復しているが、新型ウイルス関連の報道、株価動向などの影響を受けやすく、値動きは神経質だ。また、ポンドドル相場は、昨日のスナック英財務相の予算発言に示されるように、政策期待などで買われる場面があり、一方的な下げにはなりにくい。豪ドル/ドル相場はリスク動向の影響を受けやすく変動性が大きいほか、豪中銀関連の報道や経済統計にも反応しやすく一概に下落基調とも判断しにくいようだ。

 ユーロドル相場に関しては、欧州の景気鈍化見通しが定着する一方で、米経済指標は相対的に強いことが売り圧力となっている。ドル相場の相手先通貨としてユーロが最も有力であることも、ドル買いのときにはユーロ売り、とのパターンを生じさせているようだ。

 この後の発表される経済指標は、物価統計が目立つ。南アフリカ消費者物価指数(1月)、ユーロ圏経常収支(12月)、英消費者物価指数(1月)、英生産者物価指数(1月)、英小売物価指数(1月)、トルコ中銀政策金利、米MBA住宅ローン申請指数(14日までの週)、米生産者物価指数(1月)、米住宅着工件数(1月)、米住宅建設許可件数(1月)、カナダ消費者物価指数(1月)など。

 金融当局者のイベント関連では、米金融当局者の講演とFOMC議事録の公表が予定されている。講演は、ボスティック・アトランタ連銀総裁、メスター・クリーブランド連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、カプラン・ダラス連銀総裁、バーキン・リッチモンド連銀総裁など。

MINKABU PRESS 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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