アジア株 上海株は3000台目前、政策期待の買い続く 明日のLPRは引き下げとの見方強い

アジア株　上海株は3000台目前、政策期待の買い続く　明日のLPRは引き下げとの見方強い

東京時間14:22現在
香港ハンセン指数　　 27654.50（+124.30　+0.45%）
中国上海総合指数　 2998.27（+10.79　+0.41%）
台湾加権指数　　　　 11759.94（+110.96　+0.95%）
韓国総合株価指数　 2204.74（-4.14　-0.19%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7144.60（+30.90　+0.43%）
NZSX浮動株50トータルリターン　 11981.03（+45.19　+0.38%）

アジア株は韓国を除いて上昇、特に目立った材料はなく中国の政策期待の買いが続いているもよう。
上海株は0.41%高、3000の大台目前。あす公表される予定の最優遇貸出金利（ローンプライムレート）1年物・5年物ともに引き下げられるとの見方が強い。
中国当局が、新型コロナウイルスによる影響を受けて航空業界へ直接的な資金供給などの措置を検討しているとの報道が伝わった。春秋航空や中国南方航空、中国東方航空など航空株が上昇している。
上海株の上げを好感して香港や台湾も上昇している。
香港市場では昨日大幅下落したハイテクや通信サービス関連が買い戻されている。HSBCは0.9%安と続落。2019年度通期決算が前年比で33％減益となったことが引き続き懸念されている。同社は向こう3年で3万5千人を削減し、1000億ドル規模の資産を売却する方針を明らかにした。
NZ株は続伸、過去最高値をつけている。牛乳生産会社のシンレイ・ミルクが3.0%高で上昇率トップ。同社は中国での出生率低下などを受けて、本年度の収益は落ち込むとの見通しを発表したものの、来年度には成長路線に復帰できることを期待していると同社CEOは述べた。