東京株式(寄り付き)=反発、リバウンド狙いの買い優勢
19日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比135円高の2万3329円と反発。
前日の米国株市場ではNYダウが軟調でナスダック指数は小幅ながらプラス圏を確保した。新型肺炎の影響でアップルが1~3月期の売上高が計画ラインに届かないと発表したことで売られたが、全体に与える影響は限定的だったことで、東京市場でも一段と下値を探る展開とはならなかった。日経平均2万3000円近辺は値ごろ感もあり、押し目買いや空売り筋の買い戻しが優勢となっている。ただ、新型肺炎の感染拡大が続くなか企業業績への影響が引き続き懸念され、上値を積極的に買い進む動きも見込みにくい。米国では半導体関連株が総じて売られており、東京市場でも同関連株の動きが全体の地合いを左右しそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がり上位に精密機器、電気機器、海運など。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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