東京株式(寄り付き)=売り先行、新型肺炎への警戒感拭えず手控えムード続く
18日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比124円安の2万3398円と続落。
前日の米国株市場がプレジデントデーに伴う休場で手掛かり材料難のなかも、欧州株市場は総じて堅調だったことで投資家心理はやや改善している。ただ、新型肺炎の感染拡大に対する警戒感は拭えず、企業業績への影響も懸念されるなか買い手控えムードが続く。中国では人民銀行による緩和的な政策に加え、中国政府が財政出動に伴う景気刺激策を打ち出すことへの期待感があり、東京市場でもこれが株価を下支える材料となる。また、遅れて始まる中国や香港株市場などの動向に左右される面もありそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が安く、値下がりで目立つのは電気機器、建設、金属製品など。半面、電力ガスなどがしっかり。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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