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東京株式(寄り付き)=続落スタート、新型肺炎への警戒感が重荷に

株式 

 17日の東京株式市場は大きく売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比197円安の2万3489円と続落。

 新型コロナウイルスによる感染拡大の影響を警戒する動きが強く、前週末の米国株市場でNYダウが軟調な動きを継続したこともあって、買い手控えムードが強い。19年4~12月期決算もほぼ出そろった形だが、総括して厳しい内容だったこともあり、目先積極的な買いが見込みにくい環境にある。内閣府が朝方取引開始前に発表した10~12月期の実質GDP速報値は5四半期ぶりにマイナス成長に転じ、年率換算で6.3%減の531兆2440億円と市場コンセンサスを下回ったこともネガティブ材料として働いている。海外ヘッジファンド筋などのアルゴリズム取引による先物売りなどが全体地合いを悪化させる可能性もあり、中国・上海株や香港株などアジア株市場を横目に神経質な展開が続く。

 寄り付き時点で業種別では33業種全面安、特に値下がりで目立つのは空運、金属製品、鉱業、鉄鋼、精密機器など。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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