エヌビディアが好決算受け上昇 データセンター需要が回復＝米国株個別

　エヌビディアが上昇。１１－１月期決算を発表しており、１株利益、売上高とも予想を上回った。また、２－４月期についても、予想を上回る売上高見通しを示している。売上高は３０億ドルの上下２％を見込んでおり、同四半期としては強気な内容。これには中国のコロナウイルス感染の影響で売上高が１億ドルの下押しするとの見方を反映している。

　特にＡＩのデータセンター向けの需要増加が寄与。今回の決算を受け、アナリストからの目標株価引き上げも相次いでおり、新製品の発売に先立って、同事業の異例の力強い成長ペースは驚きに値するとの指摘も出ていた。

（１１－１月・第４四半期）
・1株利益（調整後）：1.89ドル（予想：1.66ドル）
・売上高：31.1億ドル（予想：29.6億ドル）
・粗利益率（調整後）：65.4％（予想：64.5％）

（２－４月・第１四半期見通し）
・売上高：30億ドル±2％（予想：28.5億ドル）
・粗利益率（調整後）：64.5～65.5％

（NY時間09:50）
エヌビディア　286.89（+16.11　+5.95%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美