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東京株式(前引け)=反発、中国株市場を横目に朝安後切り返す

株式 

 4日前引けの日経平均株価は前営業日比23円07銭高の2万2995円01銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億8653万株、売買代金概算は1兆451億5000万円。値上がり銘柄数は1414、対して値下がり銘柄数は631、変わらずは111銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は売り優勢でスタートしたものの、前場後半は戻り足をみせ、前引けはプラス圏で着地した。中国で発生した新型肺炎の感染拡大に対する警戒感はくすぶるものの、目先値ごろ感からの押し目買いが入り全体相場を支えた。取引時間中に中国・上海株が下げ止まり、香港や台湾など他のアジア株市場が総じて堅調な値動きを示したことで投資家の不安心理が後退した。値上がり銘柄数は全体の66%を占め、前場の売買代金も1兆円を上回った。

 個別では、村田製作所<6981>が高く、東京エレクトロン<8035>も買い優勢。富士通<6702>、パナソニック<6752>なども物色人気。資生堂<4911>も堅調。イー・ガーディアン<6050>が値上がり率トップに買われたほか、岩崎電気<6924>、山一電機<6941>なども値を飛ばした。アイティメディア<2148>も大きく上値を伸ばした。半面、キーエンス<6861>が売りに押され、ファナック<6954>も冴えない。いであ<9768>がストップ安、ニイタカ<4465>、丸山製作所<6316>などの下げも目立つ。マルハニチロ<1333>、JMS<7702>なども大幅安。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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