アジア株 春節明け香港は大幅下落 中国での新型感染は6千人に迫る
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 27317.11(-632.53 -2.26%)
韓国総合株価指数 2194.99(+18.27 +0.84%)
豪ASX200指数 7038.70(+44.24 +0.63%)
インドSENSEX30種 41208.00(+241.14 +0.59%)
中国上海総合指数 2976.53(休場)
台湾加権指数 12118.71(休場)
アジア株は香港を除いて上昇。
春節休場明けの香港株は大幅下落。新型コロナウイルス感染拡大への懸念が一段と高まっている。
ほぼ全銘柄が下落。旅行やレジャー、カジノなど消費者サービス関連の下げが目立つ。カジノ運営会社のサンズチャイナは5.7%安、ギャラクシーエンターテイメントは4.7%安。
29日、中国での新型コロナウイルス感染による死者は132人になった。感染者は5974人となり、2002年のSARS感染者を上回った。感染の疑いがあるのは9000人を超えており、今後も増えると思われる。
韓国と豪州、インドは反発。前日の大幅下落の反動から値ごろ感による買い戻しが優勢。
韓国市場では医療品関連が大幅高。テウォン製薬とイルスン製薬が6%超高。きのう大幅下落した旅行サービス会社のハナ・ツアー・サービスや新羅ホテル、韓国化粧品、現代百貨店など消費者サービス関連も買い戻されている。
台湾市場はきょうまで休場、明日から取引を再開する。中国市場は春節休暇を2日まで延長、3日から取引を再開する。
執筆者 : MINKABU PRESS
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