ダウ平均は６日ぶり反発 ＷＨＯ事務局長の発言でひとまず安心感＝米国株序盤

NY株式28日（NY時間09:59）
ダウ平均　　　28629.28（+93.48　+0.33%）
S&P500　　　　3255.99（+12.36　+0.38%）
ナスダック　　　9197.82（+58.51　+0.64%）
CME日経平均先物　23155（大証終比：-5　-0.02%）

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は６日ぶりに反発。中国での新型コロナウイルスの世界経済への影響が警戒される中、前日の米株式市場でダウ平均は４００ドル超下落したが、きょうは下げが一服しているようだ。きょうは世界保健機構（ＷＨＯ）テドロス事務局長が、中国には新型コロナウイルスの感染を管理抑制できる能力があると確信していると表明したことでひとまず安心感に繋がっている模様。

　しかし、感染の死者は１０６名に拡大しており、中国政府の対応に不透明感もある中、動向を見極めたい雰囲気は根強く、株式市場もなお買い戻しには慎重な雰囲気も見られる。

　また、取引開始前までに３Ｍとファイザーの決算が発表になっていたが、ともに冴えない決算となったことでダウ平均の重石となっている模様。

　きょうは引け後にアップルの決算が予定されており、市場はアイフォーンの動向に注目している。

アルファベット（C）　1436.53（+2.63　+0.18%）
フェイスブック　214.56（-0.31　-0.14%）
ネットフリックス　347.20（+4.32　+1.26%）
テスラ　569.69（+11.67　+2.09%）
アマゾン　1837.00（+8.66　+0.47%）
エヌビディア　242.22（+2.02　+0.84%）
ツイッター　33.08（+0.30　+0.92%）

ダウ採用銘柄
Ｊ＆Ｊ　148.92（+0.17　+0.11%）
Ｐ＆Ｇ　126.34（+0.65　+0.52%）
ダウ・インク　47.35（+0.17　+0.36%）
ボーイング　316.05（-0.55　-0.17%）　
キャタピラー　 136.07（+0.34　+0.25%）　
ユナイテッド　 152.43（+1.40　+0.93%）　
ビザ　202.60（+0.91　+0.45%）　
ナイキ　99.63（-0.61　-0.61%）
ウォルグリーン　52.51（+0.26　+0.50%）　
３Ｍ　168.25（-7.38　-4.20%）　
エクソンモビル　 64.98（+0.24　+0.37%）　
シェブロン　110.89（+0.50　+0.45%）　
コカコーラ　57.58（+0.10　+0.17%）　
ディズニー　136.02（+0.12　+0.09%）　
マクドナルド　210.57（+1.23　+0.59%）　
ウォルマート　116.07（+0.21　+0.18%）
ホームデポ　232.30（+1.11　+0.48%）
JPモルガン　133.07（+1.04　+0.79%）
トラベラーズ　 134.88（+1.15　+0.86%）
ゴールドマン　 239.58（+1.44　+0.60%）
アメックス　131.81（+1.17　+0.90%）　
ユナイテッドヘルス　286.81（+2.72　+0.96%）
ＩＢＭ　139.43（+0.81　+0.58%）
アップル　 312.90（+3.95　+1.28%）
ベライゾン　60.63（+0.72　+1.20%）
マイクロソフト　 163.90（+1.62　+1.00%）
インテル　66.58（+0.89　+1.35%）
ファイザー　39.01（-1.15　-2.86%）
メルク　86.55（+0.45　+0.52%）
シスコシステムズ　47.54（+0.07　+0.15%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美