新型コロナウイルス動向にらみでもみ合い=東京為替概況
ドル円は108円台後半から109円超えのレンジでの推移。昨日のレンジの中でのもみ合いが続く。中国政府が新型コロナウイルスの感染者が拡大し、死者が100名を超えたことを発表した際に、リスク警戒から値を落とす場面が見られたが、108円82銭までの動きにとどまっている。
その後すぐに値を戻し109円台を回復も、高値も109円05銭まで。午後に入ると109円ちょうど前後の狭いレンジでもみ合いが続いた。
ユーロは対ドルで8ポイントレンジ。昨日は売りがやや優勢となったが、1.10ちょうどからを売り込む勢いはなく、もみ合いに。ユーロ円はドル円同様にいったん売りが入る場面も、119円92銭まで。すぐに120円台を回復している。
オフショア人民元が下げ一服となった。新型コロナウイルスの感染者拡大が報じられた20日以降、元安の動きが続き、昨日ドルオフショア人民元(オンショアは休場)は6.9899までドル高元安が進行。今日の高値は昨日に届かず、その後6.96台まで値を落とす格好となっている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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