円高圏推移で週末へ=ＮＹ為替
ＮＹ市場午後のドル円は１０９円１７銭まで値を落とした後、１０９円３０銭前後での推移となっている。米ＣＤＣが米国内で二人目となる新型コロナウイルス感染者が見つかったと発表したことで警戒感が強まった２４日のＮＹ市場。朝方上昇して始まった米株式市場が大きく値を落としたこと、安全資産である米国債へ資金が流入し、１０年債利回りがロンドン朝と比べて８ＢＰ（0.08％）以上低下したことなどもドル売りにつながった。
ＮＹの引けを前に突っ込んだ売りが抑えられ、少し値を戻す展開となっているものの、戻りは鈍く、リスク警戒感が継続している。
ユーロは対円、対ドルで安値圏揉み合い。ユーロ圏ＰＭＩの好結果にも買いが限定的なものにとどまるなど、頭の重い展開に。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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