アジア株 香港株は下落、中国死者25人に増加 今日から春節連休で警戒感強まる
アジア株 香港株は下落、中国死者25人に増加 今日から春節連休で警戒感強まる
東京時間11:05現在
香港ハンセン指数 27793.79(-115.33 -0.41%)
豪ASX200指数 7117.70(+29.74 +0.42%)
中国上海総合指数 2976.53(休場)
台湾加権指数 12118.71(休場)
韓国総合株価指数 2246.13(休場)
アジア株式市場の大半は春節に伴う祝日で休場。中国は30日まで休場となり、31日から取引を再開する。
香港株は0.41%安。小反発して始まったが、すぐに下げに転じている。WHOが新型コロナウイルスについて「緊急事態」宣言を見送ったものの、中国春節を前に感染拡大への警戒感が高まっている。
きょう、中国国家衛生健康委員会は23日時点で新型コロナウイルスによる死者は25人に増え、感染者は計830人になった。さらに1072人に感染の疑いがあると発表した。31の省・自治区・直轄市のうち29で感染者が確認されており、ほぼ全土に拡大したことになる。
23日に、ベトナムとシンガポールで初めて感染者が確認されたほか、韓国と日本では2人目の感染者が報告されている。
きょうから30日まで中国は春節大型連休に入る。延べ30億人の「民族大移動」が始まることから、アジア圏を中心に世界各国で感染拡大への警戒感が強まっている。米国務省は中国への渡航警戒レベルを「注意の強化」に引き上げた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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