WHO 緊急事態判断先送り、数週間内に感染者がさらに確認されると予測
WHOは22日、新型コロナウイルスの感染拡大について「緊急事態」に該当するかどうかの判断を先送りにした。WHOはさらに多くの情報と分析が必要だとして、判断は23日以降になると述べた。同事務局長は、中国政府の対応は評価するものの、WHOは感染拡大阻止に取り組むために、チームを派遣するとした。
また、WHOは数週間内に中国以外の地域と韓国、北朝鮮を含む他の国でさらに多くの感染者が確認されるだろうと予測している。
CCTVによると、中国政府は、武漢市の公共交通機関、長距離バスの運行を停止するとし、市民は特別な理由なく市を離れてはならないとしたと報道している。
23日時点で感染者が確認されたのは、日本、タイ、韓国、台湾、マカオ、香港に米国。ロシア、メキシコでも感染の疑いが報告されている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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