総じて軟調、ヘルスケア関連の売りが優勢に=欧州株概況
きょうの欧州株式市場は総じて軟調な動きとなった。 終値は、FTSE100指数が前営業日比38.78ポイント安の7571.92ポイント、仏CAC40指数が前営業日比35.01ポイント安の6010.98ポイントとなっている。フランクフルト(独)市場は、DAX指数が前営業日比40.12ポイント安の1万3515.75ポイントとなっている。
英FTはロンドン市場から一気に進んだポンド高が嫌気された。石油関連、ヘルスケアなどの売りが目だった。石油メジャーのBP,ロイヤルダッチシェルが軟調。医薬品のアストラゼネカ、グラクソスミスクラインなども売りが出ていた。テクノロジーのセイジ・グループなどがしっかり。
独ダックスはヘルスケア関連の売りが目立ったほか、自動車関連も軟調でマイナス圏推移。午前中はプラス圏で始まったが利益確定の売りが強まり、そのまま午後はマイナス圏に。バイエルやフレゼニウスといったヘルスケア関連が軟調。ダイムラー、フォルクスワーゲンなどの自動車株、同部品大手のコンチネンタルなども売りが出ていた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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