独ダックスは午前のマイナス圏から値を戻し、小幅プラス圏で引ける=欧州株式市場概況

　きょうの欧州株式市場はまちまち。　終値は、ＦＴＳＥ１００指数が前営業日比４０．７４ポイント安の７６１０．７０ポイント、仏ＣＡＣ４０指数が前営業日比３２．５５ポイント安の６０４５．９９ポイントとなっている。フランクフルト（独）市場は、ＤＡＸ指数が前営業日比６．９３ポイント高の１万３５５５．８７ポイントとなっている。

　中国武漢を中心に広がる新型コロナウイルスが春節を機に世界的に広がりを見せるのではとのアウトブレイク懸念をきっかけに株式市場に調整が入る展開に。
　独ダックスは下げて始まったが、じりじりと値を戻し、午後に入ってプラス圏を回復。その後少し調整が入ったが、終値はプラス圏を回復して引けた。航空大手ルフトハンザが大幅安。ヘルスケア関連のフレゼニウスやドイツ証券取引所がしっかり。
　英ＦＴは石油関連の下げが重石。石油メジャーのロイヤルダッチシェル、ＢＰなどが軟調。鉱山関連も重く、ＢＨＰビリトン、リオティントなどに売り。
　
MINKABU PRESS