【本日の見通し】ドル円は底堅いものの小動きか
前日の米国市場はキング牧師記念日のため休場となった。ドル円は110円台前半を中心に一進一退の動きを見せた。今日のドル円は底堅いとみられるが、小動きとなりそうだ。世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)でのトランプ米大統領の演説の内容などによっては、市場が動く可能性もある。
なお、今日は昼ころに日銀金融政策決定会合の結果発表がある。大方の市場予想では、金融政策に変更はないとみられる。日経平均は昨年来高値圏に位置しており、ドル円も110円台の円安に傾いていることで、日銀としても無理に策を打ち出す必要には迫られていないとみられる。
午後3時半からは日銀の黒田総裁の記者会見も予定されている。最近の記者会見では新鮮味の乏しい内容が多く、今回も同様の内容となれば、市場への影響は限定的となろう。
日本時間の夜にはダボス会議でのトランプ米大統領の演説が予定されている。発言の内容によっては市場への影響を及ぼす可能性もある。なお、トランプ米大統領と欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長、イラク大統領などとの会談も予定されていると報じられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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