アジア株は上昇、医療品関連の上げが目立つ 春節に向けて新型ウイルス感染拡大懸念
アジア株は上昇、医療品関連の上げが目立つ 春節に向けて新型ウイルス感染拡大懸念
東京時間14:07現在
香港ハンセン指数 28958.36(-98.06 -0.34%)
中国上海総合指数 3088.59(+13.09 +0.43%)
台湾加権指数 12120.07(+29.78 +0.25%)
韓国総合株価指数 2270.37(+19.80 +0.88%)
豪ASX200指数 7081.70(+17.57 +0.25%)
NZSX浮動株50トータルリターン 11746.95(-53.27 -0.45%)
インドSENSEX30種 41832.14(-113.23 -0.27%)
アジア株はまちまち。
上海株は上げ幅を拡大。中国人民銀行がオペを通じて資金供給を行ったことが好感されているもよう。
医療品関連の上げが目立つ。山東魯抗医薬は10%高、広州白雲山薬業は4.5%高、山東省薬用玻璃は3.2%高。中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスが北京市と広東省深セン市でも確認された。中国全体の発生者は200人を超え、3人の死者が出た。
20日、韓国でも初の感染者が確認されたとの報道が伝わり、中国春節に向けて他国への感染拡大懸念が高まっている。韓国市場でも医療品関連が大幅高。ジーンワンライフサイエンスは30%近く上昇している。国際薬品工業は7.5%高、Kyongbo Pharmaceutical Co Ltdは6.9%高。
香港株は利益確定の売りに押されている。金融や素材、エネルギー関連が下落している。一方、中国生物製薬や石薬集団など医療品関連は逆行高。
豪州株は連日最高値を更新している。2月の豪追加利下げ観測が高まっている。23日に豪12月の雇用統計が発表される。予想では失業率は5.2%(前回5.2%)。モルガンスタンレーは雇用の伸びが11月から12月にかけて鈍化しており、失業率は5.3%に上昇したと予想。失業率が悪化すれば2月の利下げの可能性は一段と高くなる。
NZ株は序盤に最高値をつけたあと利益確定の売りに押されている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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