ドル円は110円台前半 このあとミシガン大指数の発表=NY為替
ドル円は110円台前半での推移となっている。上値には慎重さが見られるものの、下値も底堅く110円台を堅持している状況に、いまのところ変化はない。
このあと日本時間0時に1月調査分のミシガン大消費者信頼感指数の速報値が発表される。予想のコンセンサスは99.3と前回と同水準が見込まれている。9月以降、同指数は改善が続き、100の水準に再び近づこうとしている。
伝統的に米消費者のセンチメントは雇用環境と株価、ガソリン価格に左右されるといわれているが、労働市場は失業率が過去最低水準での推移が続いており、力強さを維持している。米中貿易問題についても、ひとまず第1段階での合意の運びとなり、米株も最高値を更新する中、米消費者のセンチメント改善の持続が見込まれているようだ。
ミシガン大学消費者信頼感指数は500件のサンプルによるアンケート調査をもとに算出されるが、速報段階では300件の調査をもとに発表される。
ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(1月)18日0:00
予想 99.3 前回 99.3
USD/JPY 110.19 EUR/USD 1.1103
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。