アジア株 クリスマス休暇控え小動き 中国国家主席は来年のダボス会議欠席か
アジア株 クリスマス休暇控え小動き 中国国家主席は来年のダボス会議欠席か
東京時間14:10現在
香港ハンセン指数 27899.39(+98.90 +0.36%)
中国上海総合指数 3022.90(+5.83 +0.19%)
台湾加権指数 11990.93(-27.97 -0.23%)
韓国総合株価指数 2200.36(+3.80 +0.17%)
豪ASX200指数 6822.10(-11.01 -0.16%)
インドSENSEX30種 41701.03(+27.11 +0.07%)
アジア株はまちまち。来週から香港や豪州、欧米市場がクリスマス休暇に入ることから、積極的に買い進む動きは見られない。
上海株は小幅高。ムニューシン米財務長官が19日、「米中第1段階合意は来年の1月初旬に内容が公表され、署名される」と述べたことで、米中協議は順調に進んでいるとの見方が高まっている。
きょう、中国習近平国家主席はマカオの中国返還から20周年を迎えた記念式典で演説を行った。「マカオは自治権を正しく行使してきた」「中国は香港とマカオへの外国の干渉を容認せず」「香港とマカオは中国の内政問題」と述べた。香港米国を牽制したものと思われる。
先ほど、「中国国家主席は2020年1月にスイスで開催されるダボス会議に出席する計画はない」との一部報道が伝わった。一方、トランプ米大統領は出席を計画しているとしており、習国家主席が欠席した場合は米中首脳会談が行われず、進展期待が後退する可能性も出てくる。
台湾株は続落、今週初めに約30年ぶり高値をつけたことから、年末にかけて利益確定売りの動きが続くと見られる。ハイテク関連の下げが目立つ。TSMCは1.2%安と大幅場続落、17日に上場来高値をつけた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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