オラクルが決算受け下落 クラウド事業への移行停滞示す=米国株個別
オラクルが下落。9-11月期決算を発表しており、1株利益は予想を上回ったものの売上高は予想に届かなかった。12-2月期の1株利益の見通しは予想範囲内となっているおり、需要が引き続き弱く、クラウドコンピューティングへの移行が停滞していることが浮き彫りになった。
ただ、同社のキャッツCEOは声明で「クラウド事業のERP部門における数十億ドル規模の一貫した急成長により、1株利益は前年比で2桁の成長を達成することができた。今年もまたそうなることが十分に期待される」と述べていた。
(9-11月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.90ドル(予想:0.88ドル)
・売上高:96.2億ドル(予想:96.5億ドル)
サービス:8.06億ドル(予想:8.01億ドル)
ハードウェア:8.71億ドル(予想:8.44億ドル)
・営業利益率(調整後):42%
(12-2月・第3四半期見通し)
・売上高:1~3%(予想:2.3%)
・1株利益(調整後):0.95~0.97ドル(予想:0.96ドル)
(NY時間10:20)
オラクル 54.80(-1.67 -2.95%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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