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【これからの見通し】英保守党の勝利、米中部分合意、週末の不安を払拭

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【これからの見通し】英保守党の勝利、米中部分合意、週末の不安を払拭

 前日のNY市場では、トランプ米大統領が「中国との大きな取引に非常に近づいている。彼らはそれを望んでおり、私たちもそうだ。」と発言したことで、ドル円は一気に109円台を回復した。米株式市場では、ダウ平均が220ドル高で取引を終了した。

 そして、きょうの東京早朝には英総選挙の出口調査結果が発表され、保守党の過半数超えが報じられた。その後、開票後の結果でも保守党の過半数超えが確認されている。労働党は大敗し、コービン党首は辞意を表明した。自由民主党の党首も落選。野党側にとってはつらい13日の金曜日となった。ポンド相場は出口調査結果発表の段階で急伸しており、その後は高値付近に張り付いている。ポンドドルは1.35台乗せとなったあとは1.34台後半で、ポンド円は148円手前まで急伸後は147円台半ばでの推移となっている。

 東京市場で、ドル円は瞬間109円ちょうど近辺まで下げたが、その後は日経平均が一時600円超高となる動きとともに109.63レベルまで高値を伸ばしている。米株先物が時間外取引で一段高となったほか、香港・上海株などアジア株も全般に力強く買われている。

 英総選挙での保守党大勝利と米中通商交渉の部分合意達成の2大ニュースで、英政府不透明感や15日の米中追加関税発動リスクが取り払われた。市場は安心して週末を迎えられそうな状況となっている。

 このあとは、米国政府が、米中貿易合意の内容について発表する見込みとなっている。その他のイベントとしては、ビルロワドガロー仏中銀総裁、ホルツマン・オーストリア中銀総裁、デギンドスECB副総裁、ウィリアムズNY連銀総裁などの講演が予定されている。

 経済指標の発表予定は、米輸入物価指数(11月)、米小売売上高(11月)、米企業在庫(10月)など米国関連の指標が注目されそうだ。注目度の高い小売売上高の予想は前月比+0.5%、自動車関連除くコア前月比+0.4%と前回から伸びが加速する見込みになっている。

MINKABU PRESS 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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