ドル円もみ合い、108円台半ば割れでは買い=東京為替概況
ドル円は108円台半ば前後での推移となった。昨日NY市場夕方(東京早朝)に行われてたFOMCを受けたパウエル議長の会見では、利上げのハードルの高さが強調されるかたちとなり、ドル売りの動きを誘った。ドル円は108円70銭近辺から108円50銭割れを付け、108円50銭台で東京朝に。東京市場でも上値の重さが意識され、一時108円46銭まで。もっとも午前中のうちに108円50銭台を回復し、午後は108円50銭台でのもみ合いが続いた。上値は108円60銭まで。
本日下院選挙が行われる英ポンドは直近の上昇傾向が継続。昨日ロンドン市場朝にいったん調整が入り1.3110台を付けたが、その後はNY市場を通じて買いが優勢にあり1.32台へ。午前中もその流れが続き1.3229まで上値を伸ばしている。選挙で保守党が単独過半数を確保するとの見通しが広がる中、期待感でのポンド買いに。午後に入っては上値を抑えられたが1.3210近辺まで。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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