アジア株 香港株は27000回復 上海株は冴えない、12日にトランプ氏が対中関税について協議か
アジア株 香港株は27000回復 上海株は冴えない、12日にトランプ氏が対中関税について協議か
東京時間11:10現在
香港ハンセン指数 26967.46(+322.03 +1.22%)
中国上海総合指数 2918.65(-5.77 -0.20%)
台湾加権指数 11820.22(+119.45 +1.03%)
韓国総合株価指数 2130.78(+25.16 +1.19%)
豪ASX200指数 6704.30(-48.34 -0.72%)
アジア株はまちまち。
香港株は1.22%高、2週間半ぶりに節目の27000ポイント台を乗せる場面も見られた。全銘柄が上昇。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数が11日、過去最高値を更新したことが好感されており、ハイテクや通信サービス関連が上昇している。iPhoneに音響部品を提供している瑞声科技は3.9%高と上昇率トップ、テンセントホールディングスは2.3%高、光学機器メーカーの舜宇光学科技は1.8%高。
上海株は冴えない。15日に予定されている米対中関税発動を前に様子見姿勢が強まっている。
また、10日から開催し、きょう閉幕する中国共産党の「中央経済工作会議」の内容を見極めたいとのムードも広がっているもよう。同会議では、2020年のGDP成長率目標を「6%前後」に引き下げると一部で予想されており、注目が集まっている。中国の第3四半期GDPは6.0%と統計開始以来、過去最低水準を記録した。米中貿易摩擦の長期化を受け、第4四半期は6.0%を割り込むとの見方も出ている。
ロイター通信によると、トランプ米大統領は今月15日に予定している対中関税発動の是非を巡り、ライトハイザーUSTR代表、ムニューシン財務長官ら関係閣僚と12日に協議する予定だと報じている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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