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【これからの見通し】米FOMCの結果待ちも、落ち着かない相場展開か

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【これからの見通し】米FOMCの結果待ちも、落ち着かない相場展開か

 本日の注目イベントは日本時間12日午前4時の米FOMCの結果発表および同4時半のパウエルFRB議長会見となる。前回の会合では12月の利下げ打ち止めが示唆されていた。今回の市場見通しは据え置きでコンセンサスが形成されている。焦点は、経済・金利見通しに変化がみられるのかどうか。そして、パウエル会見で、今後も据え置き見通しが維持されるのかどうか。米中通商協議では、15日が双方の追加関税賦課の期限となっており、きわめて先行きが読みずらい状況ではある。結果に対する、市場の反応は複雑なものとなりそうだ。

 経済指標発表は、南ア消費者物価指数(11月)、南ア実質小売売上高(10月)、ブラジル小売売上高(10月)、ブラジル中銀政策金利 など新興国関連の指標が多い。米FOMCに先立って米国ではMBA住宅ローン申請指数(6日までの週)と消費者物価指数(11月)が発表される。消費者物価指数は、前年比+2.0%と、前回の+1.8%から上昇する見込みになっている。原油相場にとっては、週次の米石油在庫統計が発表される。その他では、OPEC月報が公表される。

 このあとのロンドン市場では、ポンドを中心に落ち着かない相場展開が想定される。通常であれば、米FOMCを控えて、様子見ムードが広がりそうだが、ポンドにとっては12日の総選挙が目前に迫っている。世論調査結果への反応でポンド相場が振れやすいほか、ニュースがなくても直前のポジション調整や仕掛けが入りやすいものとみられる。通貨オプション市場では、ポンド円やポンドドルの1週間物が18%前後の高水準となっている。直近に発表されたユーガブ調査で英保守党と労働党の獲得議席予想の差が縮まっており、ポンドが下落した経緯がある。 
 
MINKABU PRESS 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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