トールブラザーズが好決算も下落 粗利益率の見通しに不安感=米国株個別
高級住宅建設のトールブラザーズが下落。8-10月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。また、住宅ローンの低下が11月の需要トレンドを押し上げた模様。ただ、アナリストからは第1四半期(11-1月期)の粗利益率の見通しに不安を感じているようで、市場もネガティブな反応を示している。
ガイダンスでは約21.3%が示されている。前年よりも3%低下しており、予想の23.5%よりも低い。同社も第1四半期を底としたいようだが、回復するかは疑問視する向きも多いようだ。
(8-10月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.41ドル(予想:1.30ドル)
・売上高:23.8億ドル(予想:21.9億ドル)
・引き渡し:2672件
・受注残:52.6億ドル(予想:53.9億ドル)
(NY時間14:55)
トール・ブラザーズ 39.61(-1.81 -4.37%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。