ドル円小動き、USMCA合意報道でペソ買いの動きも=東京為替概況
ドル円は朝から11銭レンジと目立った動きなく、小動きに終始。ユーロドルも朝から8ポイントレンジに。
午前10時半の中国消費者物価指数は予想を大きく上回り、2012年以来の高水準と上回る強めの結果。豚肉価格が前年比110%の上昇となったことが押上げ要因に。ドル人民元相場は大きな反応を見せず比較的落ち着いた動きに。
メキシコペソは午前中に報じられたNAFTAに代わる米・加・墨3国の貿易協定USMCA修正案が10日にも署名されるとの報道で、ペソ買いに。ドルペソは19.237近辺から19.203まで値を落として(ドル安ペソ高)いる。USMCA自体は昨年合意済みであるが、米下院が労働規定などの問題で反対しており、議会承認が進まない状況が続いていた。ペソ高一服後は動きが落ち着いた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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