雇用統計控え小動き続く=東京為替概況
主要通貨は軒並みの小動き。ドル円は108円70銭前後での12銭レンジ、ユーロドルに至っては1.1100台のわずか6ポイントのレンジ。
今晩の米雇用統計を控えて様子見ムードが広がっている。
今回の雇用統計は前回がGMのストライキで弱かった分、反動で回復が見込まれている。ただ、水曜日のADP雇用者数が予想を大きく下回る厳しい数字となったことで、下振れに警戒感も。
予想通りもしくはそれ以上の数字が出ると、109円台回復のきっかけとなりそうだが、ADPのように厳しい数字が出ると108円割れもありうる。結果次第の面が大きく、発表まではかなり動きにくい状況。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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