【海外市場の注目ポイント】１１月の米ＡＤＰ雇用統計など

　日本時間午後１０時１５分に１１月の米ＡＤＰ雇用統計が発表される。６日に発表される１１月の米雇用統計の前哨戦として注目され、民間雇用者数の大方の予想は１３万５０００人増となっており、前月の１２万５０００人増から民間雇用者数の伸びが加速するとみられている。１０月末に米自動大手ゼネラル・モーターズの全米ストライキが終結し、１０月の米雇用統計に含まれていたストライキに伴う４万人以上の雇用者数の減少が１１月には解消されると推定され、１１月の米ＡＤＰ雇用統計で民間雇用者数の伸びが予想を上回れば、１１月の米雇用統計に対する期待感からドルが買われる可能性がある。
　　
　また、日本時間５日午前０時には１１月の米ＩＳＭ非製造業景況指数も発表される。大方の予想は５４．５となっており、前月の５４．７を下回り、２カ月ぶりに低下すると見込まれている。
　
MINKABU PRESS