米政府、12月15日の対中関税発動に変更なし=NY為替速報
ドル円が先ほど、106.55円付近まで下げ幅を拡大する場面が見られた。FOXニュースが「米政府が12月15日の対中関税発動に変更ない」と伝えたことが材料視されている。
トランプ大統領がNATO首脳会談への出席のため訪問中のロンドンで、「中国との貿易合意に期限はなく、来年の米大統領選後でも良い」と述べたことで、早期の第1段階合意への期待感が大きく後退している。
12月15日に追加関税の期限を向かえる中、市場では年内に合意しなくても、協議は継続され、追加関税は見送られるとの期待も出ている。ただ、トランプ政権は15日までに合意できなければ、追加関税を発動する方針を明確にしており、関税発動への懸念も強めているようだ。
USD/JPY 108.62
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。