小動き=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は108.71円付近まで小幅に円安推移しているが、値幅は14銭程度と非常に狭い。
今週も米中通商協議に関する報道が飛び交ったものの、リスクに敏感な円相場の値動きからすると悲観も楽観も拡大しておらず、報道を見守る展開が続いている。
10月の日本の全国消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除いて前年比+0.4%と低水準のままだった。消費増税後も伸びは鈍い。ただ、日銀の追加緩和観測は膨らん
でいない。
ユーロ円は120円前半、ポンド円は140円前半、豪ドル円は73円後半でしっかりと推移しているが、ドル円と同様に上値は伸びない。
日経平均は反発。前引けでは前営業日比141.60円高の2万3180.18円となった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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