ホーム・デポが下落 既存店売上高の見通しを下方修正=ダウ採用銘柄
ホーム・デポが下落しておりダウ平均を圧迫している。取引開始前に8-10月期決算を発表しており、1株利益は予想範囲内だったものの、既存店売上高が予想を下回ったほか、全体の売上高も予想に届かなかった。通期見通しについても既存店売上高や全体の売上高を従来から下方修正している。なお、1株利益は据え置いた。
同社のメニアCEOは声明で、「木材の販売価格の下落が売上高見通しの下方修正につながった」と説明している。また、「投資は概ね順調に進んでおり、結果は得られているものの、2019年度に予想していた利益の一部が、当初の想定よりも実現に時間がかかっている」と述べた。
この決算を受けて同業のロウズも下落。
(8-10月・第3四半期)
・既存店売上高:3.6%(予想:4.6%)
米国:3.8%
・1株利益:2.53ドル(予想:2.53ドル)
・売上高:272.2億ドル(予想:275.2億ドル)
・平均客単価:66.36ドル(前年比+1.9%)
(通期見通し)
・既存店売上高:約3.5%(従来:約4%)
・売上高:約1.8%(従来:約2.3%)
・1株利益:10.03ドルに据え置き
(NY時間09:43)
ホームデポ 226.88(-11.97 -5.04%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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