ダウ平均は小幅続伸 ホーム・デポが下落＝米国株序盤

NY株式19日（NY時間09:39）
ダウ平均　　　28050.83（+14.61　+0.05%）
ナスダック　　　8575.51（+25.57　+0.30%）
CME日経平均先物　23375（大証終比：+85　+0.36%）

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は小幅に続伸して始まっている。情報は錯そうしているものの米中貿易協議への期待感が引き続き株式市場をサポート。最高値更新が続いていることから過熱感は否めないものの、引き続き下値での押し目買い意欲は強い。

　小売りの８－１０月期決算の発表が始まっているが、きょうは寄り付き前にホーム・デポと百貨店のコールズの決算が発表になっていたが、ネガティブな反応を見せている。ホーム・デポは１株利益は予想範囲内だったものの、既存店売上高が予想を下回ったほか、全体の売上高も予想に届かなかった。コールズは戦略が期待したほど効果を出していない可能性を示唆する内容となった。ともに株価は下落している。

　ただ、Ｓ＆Ｐ５００株価指数採用銘柄のうち４６１社が決算を発表しているが、その７５％は予想を上回る決算を発表している。

　これまで市場には景気後退への警戒感が出ていたが、決算を通過して、次第にもう少し景気拡大期が持続するのではとの期待感も高まっている。市場でも２０２０年の成長見通しを引き上げる向きも増えているようだ。

アルファベット（C）　1322.76（+2.06　+0.16%）
フェイスブック　199.00（+1.60　+0.81%）
ネットフリックス　302.26（-0.32　-0.10%）
テスラ　350.77（+0.78　+0.22%）
アマゾン　1760.00（+7.47　+0.43%）
エヌビディア　210.65（-1.63　-0.77%）
ツイッター　29.47（-0.02　-0.07%）

ダウ採用銘柄
Ｊ＆Ｊ　134.82（-0.01　-0.01%）
Ｐ＆Ｇ　122.12（+0.23　+0.19%）
ダウ・インク　54.03（-0.29　-0.53%）
ボーイング　373.25（+3.79　+1.02%）　
キャタピラー　 144.51（+0.92　+0.63%）　
ユナイテッド　 149.17（+0.06　+0.04%）　
ビザ　181.62（+1.96　+1.09%）　
ナイキ　94.82（+0.64　+0.69%）
ウォルグリーン　61.49（-0.44　-0.71%）　
３Ｍ　170.94（+0.40　+0.23%）　
エクソンモビル　 68.45（-0.07　-0.10%）　
シェブロン　118.70（+0.15　+0.12%）　
コカコーラ　53.09（+0.06　+0.11%）　
ディズニー　147.55（-0.10　-0.07%）　
マクドナルド　193.35（-0.93　-0.48%）　
ウォルマート　120.23（-0.02　-0.02%）
ホームデポ　228.72（-10.13　-4.27%）
JPモルガン　130.64（+0.02　+0.02%）
トラベラーズ　 134.78（+0.49　+0.37%）
ゴールドマン　 220.51（+0.78　+0.35%）
アメックス　120.29（+0.63　+0.52%）　
ユナイテッドヘルス　274.55（+1.62　+0.60%）
ＩＢＭ　134.92（+0.61　+0.45%）
アップル　 267.26（+0.16　+0.06%）
ベライゾン　59.47（+0.03　+0.05%）
マイクロソフト　 150.53（+0.19　+0.13%）
インテル　58.52（+0.27　+0.46%）
ファイザー　37.38（+0.16　+0.43%）
メルク　84.59（+0.46　+0.54%）
シスコシステムズ　45.22（+0.07　+0.16%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美