東京株式(寄り付き)=売り先行、円安一服で上値重い
19日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比50円安の2万3366円と反落。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに続伸し、連日で過去最高値を更新したが、小幅の上昇にとどまった。東京市場では外国為替市場で前夜に1ドル=109円台に入っていたドル・円相場が足もとは108円台60銭台の推移と円高方向に押し戻されていることもあって、やや買い手控えムードが漂う。米中協議の先行きに依然として不透明感が漂うほか、香港情勢なども警戒され、上値を買い進む動きは限定的。ただ、下値では押し目買いが予想され、底堅い動きが見込まれる。
寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種が高く、値上がり上位にサービス、医薬品、その他製品など。値下がりで目立つのは非鉄、ゴム製品、電力ガスなど。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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