米10年債利回り低下 中国政府は悲観的との報道きっかけに=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:33)
2年債 1.596(-0.014)
10年債 1.812(-0.019)
30年債 2.295(-0.009)
期待インフレ率 1.646(+0.009)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは低下。米CNBCの記者がツイッターで「中国政府は悲観的にみている」といった報道が流れたことをきっかけに利回りは下げを加速させた。トランプ大統領が関税撤廃はないと述べていることに対して、北京は疑念を抱いているという。
リスク回避の雰囲気までは強まらなかったが、9月からの利回り上昇の調整が先週から強まっている中、敏感に反応した模様。
10年債利回りは1.8%を一時下回り、政策金利に敏感な2年債も1.58%台まで一時低下した。
2-10年債の利回り格差は+22(前営業日+22)。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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