米中協議やEU離脱に鈍感になりつつあるとの指摘も=NY為替
米株式市場でダウ平均が最高値を更新する中、ドル円も買い戻しが強まっており、108.85円付近まで上昇している。前日は戻り売りが加速し、108円台前半まで下落していたが、きょうは買戻しの動きが強まっている模様。きょうはドル円の上値を重くしていた米国債利回りの下げが一服しており、ドル円の買い戻しをサポートしている。
市場は米中貿易協議やEU離脱など政治動向に関心を集中させているが、市場の一部からは、長期的な解決策がなかなか出ないことから、投資家は次第に鈍感になりつつあるとの見方も出ている。トランプ大統領の行動やツイートは1回限りの突発的な出来事として、反応も短期に留まり続かなくなっているという。
USD/JPY 108.80 EUR/USD 1.1046
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。