ドル円は買い戻しが優勢 米国債利回りの下げが一服=NY為替
きょうのドル円は買い戻しが優勢となっている。108.75円付近まで上昇しており、21日線付近まで戻している格好。きょうは米国債利回りの下げが一服しており、米株も上昇して始まっていることから値ごろ感からの買い戻しが入っているものと思われる。
市場が米中貿易協議の行方に神経質になる中、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長の発言が安心感を与えている。「両国は合意に近づいており、建設的な協議が行われている」と述べていたこともあり、きょうの市場は警戒感が緩んでいるようだ。
前日は見切り売りからストップを巻き込んで108.25円付近まで下落していたが、21日線を完全に回復し、109円ちょうど付近に来ている200日線を試すか注目される。
USD/JPY 108.73
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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