ポンド買い強まる ブレグジット党が43選挙区に候補者を立てない方針と伝わる=NY為替
きょうのNY為替市場はドル売りが優勢となる中、ポンドの買いが強まっており、ポンドドルは1.29ドル台を回復している。対円やユーロでも買いが優勢となっており、ポンド円は140.40円付近まで上昇。
英テレグラフによると、総選挙でブレグジット党が、与党保守党が議席を逃している43選挙区に候補者を立てない方針と報じたことが材料視されている。2017年の総選挙では、その43選挙区のうちの17選挙区で保守党は2位だったという。
報道通りであれば、保守党の優位が益々強まる内容でもあり、ジョンソン首相がEUと結んだ協定案通りに、秩序あるEU離脱への期待感からポンドは買われているようだ。ポンドドルは21日線を再び上回って来ており、上昇トレンドを維持している。
GBP/USD 1.2911 GBP/JPY 140.40 EUR/GBP 0.8562
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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