アジア株 総じて上昇、上海株は反落
東京時間17:33現在
香港ハンセン指数 26326.66(+2.97 +0.01%)
中国上海総合指数 2891.34(-18.53 -0.64%)
台湾加権指数 11525.60(+75.18 +0.66%)
韓国総合株価指数 2162.18(+22.95 +1.07%)
豪ASX200指数 6793.72(+58.67 +0.87%)
インドSENSEX30種 40575.54(+289.06 +0.72%)
15日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が「米中貿易協議は合意に近づいている」などと述べたことで、米中貿易協議が進展するとの期待感から、買い優勢で推移する市場が多くみられた。香港株は小反発。反政府デモが激化しており、警戒感も根強いものの、押し目買いの動きから堅調な動きとなった。上海株は反落。米司法長官が華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)は安全保障上での脅威との認識を示したことなどが嫌気されているもよう。
中国大陸市場で上海総合指数は反落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、酒造会社の貴州茅臺酒、石炭エネルギー会社のチャイナ・シェンファ・エナジー、化学品メーカーの万華化学集団が売られた。
香港ハンセン指数は小反発。保険会社のAIAグループ、繊維メーカーの申洲国際集団控股、乳製品の製造・販売の中国蒙牛乳業が買われる一方で、通信サービスのテンセント・ホールディングス、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、電力会社のパワー・アセッツ・ホールディングスが売られた。
豪ASX200指数は続伸。決済サービス会社のアフターペイ・タッチ・グループ、データセンターのネクストディーシー、医薬品メーカーのCSL、病院経営のラムゼー・ヘルスケア、不動産開発のセンターグループが買われた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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