アジア株 上海株は小動き、米中報道に一喜一憂 香港株は上値重い、デモで2人目の死者
アジア株 上海株は小動き、米中報道に一喜一憂 香港株は上値重い、デモで2人目の死者
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 26407.77(+84.08 +0.32%)
中国上海総合指数 2910.82(+0.95 +0.03%)
台湾加権指数 11526.81(+76.39 +0.67%)
韓国総合株価指数 2159.17(+19.94 +0.93%)
豪ASX200指数 6791.70(+56.65 +0.84%)
インドSENSEX30種 40514.98(+228.50 +0.57%)
アジア株は軒並み上昇。クドローNEC委員長が15日、「米中貿易協議は合意に近づいている」「米中は第1段階の合意に関してとりまとめに近い」と発言したことを受けて米中合意期待が再び高まってきている。
ただ、一方で、前日の「米中協議は難航している」とのFT報道が懸念されており、上海株は前営業日終値を挟んで推移、神経質な展開となっている。
また、ファーウェイに関する報道も不安視されているもよう。
米司法長官は連邦通信委員会宛の書簡で「ファーウェイとZTEは信用できない」と述べ、米地方通信会社が政府の資金を使って2社から通信機器を購入することを禁止すべきかどうかを22日に投票して判断を下す。とロイターが報じた。
香港株は小幅反発。米中期待から買い優勢で始まったが、デモ激化が引き続き懸念されており、上値は重い。
デモ衝突に巻き込まれ意識不明の重体となっていた70代の男性が14日死亡した。デモ関連での死者は今回で2人目となる。
中国習近平国家主席は14日、香港デモについて「暴力的な犯罪者を処罰する際には、香港の司法機関を支援する」と述べ、取り締まり強化を支持する姿勢を示した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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