ドル円は108.35円付近まで下げ幅拡大=NY為替速報
先ほどからドル円の売りが強まっている。108.50円を割り込んだことで短期のロング勢の見切り売りが出ているようだ。ストップを巻き込んで一時108.35円付近まで下げ幅を拡大している。
特にドル円を下押す直接的な材料は見当たらないが、米中貿易協議の行方に不透明感も出る中、米国債利回りの下げが止まらず、ドル円も上値の重い展開となっている模様。
ただ、米株式市場は下げてはいるものの、ダウ平均は小幅安に留まっており、リスク回避を示す動きまでは出ていない。米国債中心に何らかの調整の動きが出ているようで、ドル円を圧迫しているものと見られる。
USD/JPY 108.37
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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