ティルレイは予想以上の赤字も買戻し アナリストからは悲観的なコメント少ない=米国株個別
医療用大麻の製造のティルレイが反発。7-9月期決算を発表しており、売上高は予想を上回ったものの、EBITDAが2350万ドルの赤字と予想以上に赤字幅が拡大した。
ただ、アナリストからはそれほど悲観的なコメントは出ていない。同業他社は利益も売上高も予想を下回ったのに対して、同社は売上高は予想を上回っているとの見解も聞かれた。
同社を強気に見ているアナリストは、カナダでの「大麻2.0」の合法化のような今後の材料に期待を残している。ただ、こうした成長機会にもかかわらず、同社がカナダの規制緩和に慎重で、短期的には供給と流通の制約が続くことを予想しているとも指摘している。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益:-0.36ドル
・売上高:5110万ドル(予想:4890万ドル)
・EBITDA(調整後):-2350万ドル(予想:-1930万ドル)
・総販売量:1万848kg
(NY時間10:15)
ティルレイ 22.00(+0.43 +1.99%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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