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東京株式(大引け)=200円安、米中協議への過度な期待が剥落し利益確定売り

株式 

 13日の東京株式市場は利益確定売り優勢の展開で、日経平均株価は一時先物主導で250円近い下げをみせた。後場は下げ渋ったものの終始軟調な動きだった。
 
 大引けの日経平均株価は前営業日比200円14銭安の2万3319円87銭と反落。東証1部の売買高概算は12億1532万株、売買代金概算は2兆1558億7000万円。値上がり銘柄数は479、対して値下がり銘柄数は1606、変わらずは68銘柄だった。
 
 きょうの東京市場は、久々に利益確定の売りが広範囲に出て全体指数を大きく押し下げた。前日の米国株市場ではNYダウが前の日の終値と同値で引けるという珍しい現象をみせたが、トランプ米大統領の講演を受けて米中協議に対する過度な進展期待が剥落したことが株価の上昇一服につながった。東京市場でも日経平均は10月中旬以降、ほぼ一本調子に上げてきたこともあり、目先利益確定売りを誘う格好となった。外国為替市場でドル安・円高含みで推移したことや、政情不安の香港をはじめアジア株市場が総じて軟調だったことも投資家心理を冷やした。鉄鋼セクターや石油関連セクターなど景気敏感株への売りが目立ったほか、内需系の値がさ株が下落して日経平均を押し下げる形となった。値下がり銘柄数は東証1部全体の75%を占めている。
 
 個別では、ファーストリテイリング<9983>が安く、任天堂<7974>も軟調。リクルートホールディングス<6098>も下落した。日立製作所<6501>も安い。じげん<3679>、GMOペイメントゲートウェイ<3769>が大幅安、ニチイ学館<9792>は値下がり率トップに売られた。タカラバイオ<4974>、パーソルホールディングス<2181>なども水準を大きく切り下げた。
 
 半面、富士フイルムホールディングス<4901>が高く、アドバンテスト<6857>、SMC<6273>なども買われた。ソニー<6758>も頑強な値動き。武田薬品工業<4502>が買い優勢、レーザーテック<6920>も上昇した。オロ<3983>がストップ高に買われ、システムサポート<4396>も急騰した。GMOインターネット<9449>、九州フィナンシャルグループ<7180>が物色人気、CKD<6407>も上値を追った。
 
出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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