東京株式(寄り付き)=反落スタート、目先利益確定の動き
13日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比80円安の2万3439円と反落。
前日の米国株市場ではNYダウが5年7カ月ぶりにプラスマイナスゼロで引けており、上昇一服ムードも漂う。日経平均は前週から急速に水準を切り上げる展開をみせていただけに、目先利益確定売りを誘発している。足もと外国為替市場では1ドル=109円台近辺でやや円高含みで推移していることも輸出セクター中心に向かい風となっている。米中首脳会談の日程が依然としてはっきりせず、トランプ米大統領が前日の講演で、貿易協議について第1弾合意の署名が近いと述べたものの、これをポジティブに捉える動きは限定的となっている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、5業種が高く、値上がりは海運、水産、繊維、金属製品、小売。値下がりで目立つのは鉄鋼、不動産、石油など。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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