【これからの見通し】再びトランプ発言に注目あつまるか、きょうは演説の予定

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【これからの見通し】再びトランプ発言に注目あつまるか、きょうは演説の予定

 昨日は香港デモの激化を背景にリスク回避の動きが広がる場面があった。しかし、薄商いのなか、米株の下げは限定的にとどまり、市場はひと安心となっている。きょうのアジア株は、香港ハンセン指数が一時の下げを消してプラス圏を回復、上海総合指数も同様の動きとなっている。日経平均は後場に入って上げ幅を拡大している。

 ドル円は、昨日の下押しで108.90近辺までの下げにとどまっており、比較的底堅かった。その後は上昇の流れに転じており、今日の東京市場では109.30近辺へと再び上昇している。クロス円も総じて堅調。特に、ポンド円の上昇が目立っている。昨日のロンドン昼過ぎにブレグジット党のファラージ党首が保守党と317選挙区で競合しない、と表明したことがポンド買いを誘っていた。きょうは140円台後半へと再び上昇している。

 リスク警戒感が一服するなかで、きょうはトランプ米大統領の演説が注目されそうだ。米中通商協議のフェーズ1合意署名について、前向きの発言がみれれるのかどうかがポイントとなる。一方、香港デモ関連で中国や香港当局の対応について注文を付けるようだと、中国側からの反発の予想されて波乱材料となる可能性もある。日本時間13日午前2時から演説が始まる予定となっている。

 この後発表される経済指標は、英失業率(10月)、英ILO雇用統計(7-9月)、ドイツZEW景況感指数(11月)などの発表が予定されている。英賃金動向やドイツ景況感が注目されそうだ。英週平均賃金は前年比+3.8%と前回並みの高い伸びが維持される見込み。一方、雇用者数は前回から引き続き減少する見込みだ。ドイツZEW景況感指数はマイナス13.0と予想されており、前回のマイナス22.8からは改善する見込み。ただ、7か月連続でのマイナスと厳しい状況が続きそうだ。

 金融当局者の発言関連では、クーレECB理事、メルシュECB理事などECB当局者と、クラリダFRB副議長、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁など米金融当局者の講演が予定されている。
 
MINKABU PRESS 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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